テロについて

まぁテロについてといっても そんなに語れるほど知識はないですが、 とりあえず、テロについてどう思われているか、 ということについて考えて見ます。 テロについて、 国際的に特に話題となったのは 9.11以降であると考えることができます。 アメリカで起き…

食育について

まぁ食育についてと言っても、食育に関する知識はほとんどないんですが、 食育の原点の問題、すなわち食をどう考えるか、ということが今回のテーマです。 食について、日本人は何気なく過ごしています。 よくあるイメージで言えば、ごはんと味噌汁と、何か主…

集団主義と個人主義について

よく日本人は「個」が確立されてない、と言われます。 まぁ、そこで「個」とは何だ、「集団」とは何だ、 といわれると、その答えは非常に難しいのですが。 とりあえず、その「個」を「集団」のなかにあっても 自分自身で理性的に考える力を持つこと、としま…

都市の内外と愛郷心について

都市について、よく欧州の市壁都市の市民は 愛郷心が高いといいます。 それは日本の市民とは違って、 欧州の市民が、自分の都市の歴史観だとか、 伝統・文化などを非常に重んじるからだということもできます。英国・ヨークの都市も市壁都市です。 コンスタン…

グローバリゼーションの光と影について

昨日から大学のプログラムで英国ヨークにきています。 これから語学や文化の勉強で、 いろいろヨーク大学にはお世話になることになるのですが、 これが驚いた。 大学の中で何でもそろうんですよね。 強いて手に入らないとしたら、箸くらいで、 ネットもこう…

「幸せ」を求める結果、起こること

「クロサギ」は詐欺社会について描いた作品ですが、 同時に、人間の本質についても突いている気がします。 この1ヶ月このブログを更新しないで、 ずっとこの作品を、ドラマ・マンガ両面から研究してきたのですが、 本当に、これがおもしろい。 切り口はいろ…

堀北真希論 中 - 「堀北真希=文化系美少女」説について

私は読んでいなかったので内容まで言及できませんし、 文化系女子についての知識が希薄なので論拠がいまいち曖昧なのですが、 ダヴィンチ4月号で文化系女子について特集がされたらしいですね。 記事の中で、堀北真希が文化系女子の典型として取り上げられて…

日本”初”の新規LRT、富山ライトレール試乗記

最近、公共交通について再考され始めていますが、 特に路面電車の重要性について見直されていることは、 皆さん、ご存知でしょうか。 路面電車と言っても、従来のチンチン電車ではなくて、 LRT(新型路面電車)です。 路面電車導入のメリットというのはいろ…

堀北真希論 上 - 堀北真希の「光」と「影」

堀北真希が、最近アツい。 88年生まれの17歳、デビュー3年目の彼女が 昨年来、「逆境ナイン」「野ブタ。をプロデュース」 「ALWAYS 三丁目の夕日」など立て続けに活躍、注目を浴びると、 今年に入っても「クロサギ」「着信アリFINAL」で活躍するなど 勢いが…

「島宇宙」としての「コミュニティ」

「足あと」、「マイミク」、「日記」とくれば、 次は「コミュニティ」についてです。コミュニティと聞くと連想されるのは、 社会とか、仲間とか、そういった単語ですが、 このミクシの「コミュニティ」は少し様子が違う。社会学で言えば、コミュニティについ…

ネタとしての「日記」、ネタの連鎖としてのレス

2回前にブログとミクシの比較をしました。 そのときの私の見解では、 ミクシには「足あと」があるが、 ブログにはそれがない、ということでした。さて、私たちは、ブログであれ、ミクシであれ、 なぜ「日記」を書くのでしょうか? 日記と言えば、いわゆるノ…

「足あと」と匿名性について

ブログとSNSは、いまや私たちにとってなくてはならない コンテンツとなりました。 しかし、ブログとSNSはなかなか並行して 続けることが難しいのではないでしょうか? 少なくとも私は思います。 そして、ブログ派とSNS派と、 二手に分かれるのではないか、と…

1/24の使い方の自由について

今回は少し気楽に。 大学というところには長期休みが2回ありますが、 そのそれぞれがだいたい2ヶ月間ずつあります。 長期休みをどう過ごすか、 そんなことを考えるなんて、 どの大学生でも経験あることに違いません。 いつかは夏休みは気ままに海辺で本で…

薬物汚染の背後にある話

昨日、京都に「夜回り先生」水谷修先生の講演があって 聴きに行ってきました。 実は、水谷先生の講演を聴くのは初めてではなくて、 一昨年、立命館の衣笠にやってきた時に行っています。 (昨年、同志社にも来られましたが、その時は用事があって行けず… で…

「終わりなき日常」で生きられるか

「終わりなき日常」とは、宮台真司の言葉です。 ちょうどオウム事件が騒がれていたとき出版された、 宮台真司の『終わりなき日常を生きろ』という本に出てきます。ちなみに、よく宮台の言説に対して「感動した」などの声を聞きますが、 宮台の理論的根拠であ…

WBCを「楽しむ」理由

巷ではWBCで盛り上がってますね。 でも私は日本が勝って欲しいとは特に思いません。 私は「勝つこと」よりも、 野球を「楽しむこと」を重視するからです。 私は野球観戦が好きです。 好きになったのは幼稚園の頃からで、 もう観戦歴は10年以上になります。…

「バレンタインデー化社会」への危惧

バレインタインデーが明日らしいですけど、 私は別にどうでもいいです、知りません。しらけています。それより、バレインタインデーの意義って何でしょうか。 そもそも、キリスト教文化下のどこかでは、 性別問わず、互いにチョコレートをあげる行事だったは…

他者という、なくなって初めてその価値に気づく存在

ホリエモンが逮捕されてからしばらく経ちました。 朝や夕方のワイドショーを見ていると 未だにホリエモンのことをやっていて、 この事件の衝撃と言うものがいかに大きかったかを 垣間見ることができると思います。堀江については、 逮捕前は、ヒルズ族の成功…

文化的再生産とホリエモン

いまさっき教育社会学の試験勉強をしていましたが、 その中で文化的差異生産の話が出てきたので、 ちょうどホリエモンショックも起きていることですし、 かるく触れておきたいと思います。文化的再生産とは、社会化などの過程において、 子どもが親などから…

ユニバーシティ・ブルーの自己解決法

「ユニバーシティ・ブルー」というのは 京大の溝上先生の言葉です。 どんな意味か、というと長くなるのですが、 文字通り解釈すれば、「大学(生)の憂鬱感」です。 もうちょっと詳しく言うと、 バイトにしろ、授業にしろ、サークルにしろ、 いろいろ頑張っ…

2 新聞やインターネットメディアはどうなのか、と思われるかもしれません。このような活字メディアでは本とは違って量的に知識を吸収することが求められています。より多く読みこなすことが求められている中で、本のように相手の主張の背後にあるものは何かということをあまり考えることができないのが、こういた活字メディアの特徴ではないでしょうか。

1 実際にこれが本当に一番最初だったわけではなくて、もっと何冊か読んでいましたけど、おそらく途中で読むのを放棄したと思います。

読書と「知的複眼思考法」

最近、自分でも信じられないほど、 読書をしているように思います。 今日はそんな読書にまつわる話から考えてみたことを 話してみようと思います。 昔の私は読書が嫌いでした。 いや、嫌いというと語弊があるかもしれません。よく大人は「読書をしなさい」と…

次世代を担う人材の条件

ここ最近、OB/OGと交流する機会が何度かありました。 今日はそこで感じた話をしてみたいと思います。 ひとつは、ある授業でのOGさんの講演にありました。 講演は、そのメーカーの紹介と 在学生からの就活などの質問に答える形のものでした。 彼女のその話か…

自分を高めるということ

師走はその名のとおりなぜか毎年忙しい月です。 今年もレポートの山に年末年始のバイトだけで 年末はクリスマス気分でもお正月気分でもありません。さて、師走は同時に年末ということで この一年の総決算の時期でもあります。 (これからしばらくそのような…

「日常」と「非日常」の間の葛藤

昨日、一昨日と、 突然に漠然としたことを書き記したのは 当然、意味があるからです。表現が抽象的になっているのは、 例えば「今日は○○ちゃんとこんなことをした」とか書いても あらゆる人が見るこの場には その表現がふさわしい人もいるかもしれないけれど…

「まだ見ぬ壁」との対峙とそれとの孤独な格闘

これは私の年少の頃の話です。 恥ずかしながら、私は非常に「泣き虫」でした。 親(というか母親)に怒鳴られては泣く、 そんな日常があってか、 学校でもどこでも、 何か悔しいことがあれば泣いていました。そうやって泣いたとき、 泣いたことに対してもま…

『下流社会』とある大学の先生

今日読み終えたのですが、 三浦展著『下流社会』(光文社新書、2005年)からは 非常に感銘を受けました。この本で書かれていることを一言で説明すれば、 現在、社会階層が二極化しており、 (中流階層が上下に分離したことによる。) その階層間で意欲に差が…