社会

それでもニューヨークは動き続ける。

アメリカが素晴らしい国だなどと言うのは、一種の幻想にすぎない。 まぁ実際すばらしいところはいくらでもあるのだろうが、 少なくとも私には理解ができない、というのが今回そう言う趣旨である。 東京生まれの私ですら、いくらかの憧れをもっていたニューヨ…

「スチュワーデス物語」と第2代「アテンションプリーズ」の違い

来週にハワイに行くということで、 アテンションプリーズ・ホノルル編のDVDを見て 今その予習をしているわけである そういえば、CBCテレビで、今 「スチュワーデス物語」の再放送をしていて、ついつい見てしまった。 この作品の放映も、私の生まれる前のもの…

人に「尽くす」ということ

「「尽くす」ことは素晴らしい」という言説への疑念 ここ数日、ある後輩と話をしていて感じることとは、 「尽くす」ことの難しさである。 これは、「尽くす」ことに日常的にかかわっている人なら 当たり前のように思うことであろう。 「尽くす」とは、対象は…

社会的不安の根源は何か

社会的不安の表面化としての格差論争 世間では、格差社会論争がいまだに続いているが, その格差社会論争の火付け役となった一人が、三浦展である。 著書『下流社会』で彼は、 1955年以降の一倍総中流化現象の「1955年体制」に対し、 2005年以降の階層化・下…

「かる〜いコミュニケーション」の奇妙さとその克服可能性

大森美香論は相変わらず放置したままだが、 とりあえず、久しぶりに連続的に別の内容を投稿してみる。 「かる〜いコミュニケーション」について コミュニケーションが自己と他者との意思疎通の役割を果たすとすれば、 そこに「軽い」や「重い」などの度量は …

「障がい」などの社会的レッテルについて

昨日、今日と、教職課程必修介護等実習で某養護学校に行ってまいりました。 その養護学校が主に扱う生徒は、知的障がいを背負う子どもです。 一般的に養護学校の生徒のイメージで言うと、 非常に重度で、どうしても「普通の」学校に行くことができない、 そ…

マニュアル依存的態度について

これから接客についての話をまず始めていくわけですが、 そこでどこかの店に何か文句を言い出すのかというとそうでもない。 まぁ、文句は文句かもしれませんが、これは根本的な問題点についてです。 最近ますます腹が立ってきているのは、 「会員カードはお…

日本の大衆飲酒文化の欠陥

日本人にとって、欧米人は「酒好き」であるというイメージがあるわけですが、 それは一面で正しくて、一面で間違っています。 とりあえずイギリス人を例に考えてみます。 正しい一面というのは、 イギリス人はお酒を「量的にも」「質的にも」ものすごく飲む…

日本人と英語について

「日本について」としたらまた漠然としたテーマですが、 今回大したことを述べることは出来ません。 ただ、なんとなく感じたことだけ、とりあえず記録しておこうと思います。 日本人にとって「日本」とは、 まぁ強い国であり、先進国であり、などといったイ…

テロについて

まぁテロについてといっても そんなに語れるほど知識はないですが、 とりあえず、テロについてどう思われているか、 ということについて考えて見ます。 テロについて、 国際的に特に話題となったのは 9.11以降であると考えることができます。 アメリカで起き…

集団主義と個人主義について

よく日本人は「個」が確立されてない、と言われます。 まぁ、そこで「個」とは何だ、「集団」とは何だ、 といわれると、その答えは非常に難しいのですが。 とりあえず、その「個」を「集団」のなかにあっても 自分自身で理性的に考える力を持つこと、としま…

都市の内外と愛郷心について

都市について、よく欧州の市壁都市の市民は 愛郷心が高いといいます。 それは日本の市民とは違って、 欧州の市民が、自分の都市の歴史観だとか、 伝統・文化などを非常に重んじるからだということもできます。英国・ヨークの都市も市壁都市です。 コンスタン…

グローバリゼーションの光と影について

昨日から大学のプログラムで英国ヨークにきています。 これから語学や文化の勉強で、 いろいろヨーク大学にはお世話になることになるのですが、 これが驚いた。 大学の中で何でもそろうんですよね。 強いて手に入らないとしたら、箸くらいで、 ネットもこう…