2005-01-01から1年間の記事一覧

2 新聞やインターネットメディアはどうなのか、と思われるかもしれません。このような活字メディアでは本とは違って量的に知識を吸収することが求められています。より多く読みこなすことが求められている中で、本のように相手の主張の背後にあるものは何かということをあまり考えることができないのが、こういた活字メディアの特徴ではないでしょうか。

1 実際にこれが本当に一番最初だったわけではなくて、もっと何冊か読んでいましたけど、おそらく途中で読むのを放棄したと思います。

読書と「知的複眼思考法」

最近、自分でも信じられないほど、 読書をしているように思います。 今日はそんな読書にまつわる話から考えてみたことを 話してみようと思います。 昔の私は読書が嫌いでした。 いや、嫌いというと語弊があるかもしれません。よく大人は「読書をしなさい」と…

次世代を担う人材の条件

ここ最近、OB/OGと交流する機会が何度かありました。 今日はそこで感じた話をしてみたいと思います。 ひとつは、ある授業でのOGさんの講演にありました。 講演は、そのメーカーの紹介と 在学生からの就活などの質問に答える形のものでした。 彼女のその話か…

自分を高めるということ

師走はその名のとおりなぜか毎年忙しい月です。 今年もレポートの山に年末年始のバイトだけで 年末はクリスマス気分でもお正月気分でもありません。さて、師走は同時に年末ということで この一年の総決算の時期でもあります。 (これからしばらくそのような…

「日常」と「非日常」の間の葛藤

昨日、一昨日と、 突然に漠然としたことを書き記したのは 当然、意味があるからです。表現が抽象的になっているのは、 例えば「今日は○○ちゃんとこんなことをした」とか書いても あらゆる人が見るこの場には その表現がふさわしい人もいるかもしれないけれど…

「まだ見ぬ壁」との対峙とそれとの孤独な格闘

これは私の年少の頃の話です。 恥ずかしながら、私は非常に「泣き虫」でした。 親(というか母親)に怒鳴られては泣く、 そんな日常があってか、 学校でもどこでも、 何か悔しいことがあれば泣いていました。そうやって泣いたとき、 泣いたことに対してもま…

『下流社会』とある大学の先生

今日読み終えたのですが、 三浦展著『下流社会』(光文社新書、2005年)からは 非常に感銘を受けました。この本で書かれていることを一言で説明すれば、 現在、社会階層が二極化しており、 (中流階層が上下に分離したことによる。) その階層間で意欲に差が…